美容師の「手の感触」と「ほんの一部」だけど大切なスキル



 

毎年1冊のみ作成している

サロンのお客様に見ていただくためのBOOK

先日5冊目となる2017年版のサロンのBOOKが仕上がりました

今回は全72Pとなりました

 

今回もBOOKデザインを担当させていただきました

上村です

 

そのBOOKをスマホで直接撮ったものですが

サロンへすぐにいらっしゃれないお客様もいらっしゃいますので

その一部をご紹介させていただきます

 



 

モデルさんは全て

登録していただいている[es]のサロンモデルさんか

実際のお客様で構成されています

 

作品の中なかにはアイロンスタイリングのものも数点ありますが

基本的に「カット」「パーマ」「カラー」「矯正」と

全員「仕込み」といわれる事前施術をさせていただいて

撮影を行うという「リアルヘア」にこだわっています

 



 

 

ヘアデザインで一番大切なのは

「カット」であると[es]は考えています

 



 

そこへ時に「パーマ」で表情をつけたり

 

 



 

「ハイトーンカラー」で抜け感を表現したり

 



 

質感矯正でクセを活かしたり

 



 

メイクでアートの世界へ行って見たり

 



 

ファッションももちろん大切な要素

衣装スタイリングも

全てスタッフ自身がディレクションしております

 



 

「なぜ撮るのか?」

それは

「ヘアをデザインすること」が好きだから

 

それは

「サロンでお客様をデザインすることと同義語だから」

 



 

デザインするということは

もちろん「センス」や「発想」がとても大事だと考えていますが

 

もう一つ大事にしていることがあります

 



 

その人に「寄り添う気持ち」を忘れないこと

 

時として「尖ったデザイン」も一美容師としては追いかけることもありますが

 



 

日常サロンにいらっしゃるお客様は本当に様々な環境に身を置いています

 

「家族構成」や「仕事環境」

「ONとOFFの割合」

「日常の時間に対する価値観」

「クセに対する感情と感覚」

「気分」

 

などなど

 



 

 

そこに「寄り添っていく」ことで

ヘアデザインを提案する際の僕らの思考に

また新たなソースが加わり

見えてくるものがあります

 

例えば

「クセで広がる=まっすぐにする矯正」ではなく

「クセを生かす矯正=質感矯正」を提案したり

 



 

加齢や出産とともに変化してきた顔まわりの状況を把握して

求めるデザインをパーツに分け

部分ごとに最適な手法を選択したり

 



 

自分の持つウェーブなクセはそのままに

チリつき感だけをとってツヤを出したり

 



 

根元のボリュームを出しながら

かかり過ぎないよう

ゆったりとしたカールを再現できるようにしたり

 



 

そうやってヘア以外の部分にも「寄り添いながら」

提案するヘアデザインの「設計図」を描いていくのですが

 



 

その際にどうしても必要なことが

「毛髪知識と薬剤知識」

いわゆる「ケミカル」という分野のものになります

 

[es]ではこの分野にも、きちんと向き合う「仕組み」を作り

サロン全体へ行き渡らせています

 

サロンでの施術中お客様との会話の中でも

「今何をしているのか?」

「なぜするのか?しないとどうなることが予測できるのか?」など

度々カタカナがでてくるのはそのためですが

できるだけわかりやすくご案内させていただいています

 



 

「ヘアデザイン」を通して

その人自身を素敵にしていく時に必要な

様々な美容師のスキルの中の

ほんの一部であるこの

「ケミカル」という分野

 



 

「ほんの一部」であるが故に

私もかつてはこの分野を「手の感覚」と「経験値」だけで

「あたり」をつけていました

経験を積むごとに「成功確率」は確かに高くなりましたが

 

時に眠れなくなるような「失敗」をした時もあります

「ナメていた」ということです

 



 

その時思ったことは

「本当に申し訳ない」という気持ちと

「なぜそうなってしまったのか?」がわからないことによる

「悔しさ」と「自分への不安」でした

 

「寄り添う努力はしたけど、結果を出せなかった」

これは次の提案を縮小させることへ繋がり

結果提案の幅の少ない美容師になってしまう

 

自分を信じられなくなれば

次から自身を持ってデザインを提案できなくなる

 

なにより信頼してきていただけるお客様へ

申し訳が立たない

 



 

そこからはこの分野への学びの姿勢をもう一度見直し

今ではかつてのその「失敗の原因」もよく理解できるようになりました

 

素敵なヘアデザインを通して

人を輝かせていく、笑顔になっていただく

 

そのための「ほんの一部」である「ケミカル」という分野

 

現在[es]では全てのスタッフそれぞれが

かつての自分の足りない部分を認め、

その「ほんの一部」に真剣に取り組み続けいます

その結果自身を持って「ヘアデザイン」を提案させていただいています

 

まだまだ100%寄り添えているとは言えないとは思いますが

これからも200%を目指してスキルアップをやめないサロンであり続けようと考えています

 

例えば「矯正毛には綺麗にパーマがかからない」といったよくある事例にも

今では計画的に解消できるようになっています

 



 

その「ほんの一部の分野」が

美容師がデザインを提案する時

実はとても大切な部分だということを

僕は「SSA」という場所で教わりました

毛髪理論と薬剤知識の「東大」のような場所です

 

 

そういった想いの中でサロンワークを行なっている中

新美容出版さんの「経営とサイエンス」という専門誌4月号で

[es]で行う「質感矯正」を取り上げていただくチャンスをいただきまして

先日撮影、取材が終わりました

 



 

誌面ではカットが終わった状態からの構成になっています

ここからどんな仕上がりになるのか

またそのプロセスは?

 

当日の模様などはまた追ってブログアップさせていただきますが

発売されたらサロンでご覧頂けますので興味がございましたら是非

 



 

 

 

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