「食」と「剤」
台風一過で
風が心地よい
青空の下
いつものように
そのサロンは
ひっそりと
佇んでいました
色とりどりの
花に囲まれ
静寂に包まれていました
するとどこからか
ガールズトークが
聞こえてきました
「ねえねえ、この新しいカラー剤いい感じだよね〜」
「そうね〜。。そろそろ秋の新メニュー目白押しだもんね〜」
「又今度新しいパーマ剤も出るらしいよ〜」
「あ!これのことじゃない?<塩味自慢の秋さんま定食>って書いてあるよ!」
「スタイリング剤もカラフルで可愛いよね〜最近は」
「そうだよね〜。。紅ショウガの差し色が入るとたまらないよね〜」
「あたし新薬剤のモデルやろっかな〜」
「あ〜〜!試食ならあたしもする〜!」
「楽しみだね〜(*^^*)」
「そうだね〜(^^)」
「・・・・・・」
ガールズトークは
いつ聞いてても
意味不明・・・って!
んなわけない!
[es]のフィクションでした